私は会社の健診で、血圧が160以上と診断されたのをきっかけに、毎日降圧剤を服用しています。
最近では、抜け毛が気になってきたのでチャップアップを使おうと思ったのですが、育毛剤や発毛剤の中には、「血圧に影響がある成分が含まれている場合がある」ようです。
結論からお話すると、「チャップアップは高血圧で降圧剤を服用していても問題なく使える」ということがわかりました。
チャップアップの成分には、血圧に影響がある「ミノキシジル」が含まれていないので、安心して使用することが可能です。
もちろん、副作用が100%起きないとは言えませんが、チャップアップは「人体に及ぼす影響が緩やかな医薬部外品」なので、育毛剤の中でも副作用のリスクはかなり低いと言えるでしょう。
チャップアップに配合されている成分は血圧に影響しない?
まず、チャップアップ育毛剤の成分表をみてみましょう。
チャップアップ育毛ローション成分表
センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンヒドラミン
精製水、濃グリセリン、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、エタノール、D-パントテニルアルコール、フェノキシエタノール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラウリルジメチルアミンオキシド液、ビワ葉エキス、海藻エキス(1)、ボタンエキス、シナノキエキス、ヒキオコシエキス(1)、ヒオウギ抽出液、クロレラエキス、オウゴンエキス、ローマカミツレエキス、アルニカエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、ゴボウエキス、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、マツエキス、ローズマリーエキス、ニンジンエキス、サクラ葉抽出液、乳酸ナトリウム液、L-ピロリドンカルボン酸、L-アルギニン、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、L-アスパラギン酸、水酸化ナトリウム、グリシン、L-アラニン、L-セリン、L-バリン、L-プロリン、L-スレオニン、L-イソロイシン、L-ヒスチジン、L-フェニルアラニン、ジオウエキス、カモミラエキス(1)、ショウキョウチンキ、ダイズエキス、1,3-ブチレングリコール、ドクダミエキス、チョウジエキス、マロニエエキス、ウメ果実エキス、チンピエキス、センキュウエキス、トウキエキス(1)、グルコシルヘスペリジン、油溶性マサキエキス、イチョウエキス、セイヨウサンザシエキス、サンザシエキス、タイソウエキス、グレープフルーツエキス、リンゴエキス、オレンジ果汁、レモン果汁、ライム果汁、キイチゴエキス、キウイエキス、スターフルーツ葉エキス、セイヨウナシ果汁発酵液、ユズセラミド、L-グルタミン酸ナトリウム、塩酸リジン、冬虫夏草エキス、トマトエキス、ヘマチン液、クエン酸ナトリウム、無水クエン酸、無水エタノール
有効成分は、「センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンヒドラミン」の3つです。
- センブリエキスは、リンドウ科のセンブリっていう草からとれる成分。漢方薬としてよく使われ、とっても苦い。効能として、血行の促進、毛細血管を強くする、抗炎症効果などの特徴があります。
- グリチルリチン酸ジカリウムは、マメ科の植物である甘草(カンゾウ)からとれる成分。センブリエキス同様漢方として使われたりしています。敏感肌の症状を改善したり、抗炎症効果などの特徴があります。
- 塩酸ジフェンヒドラミンは、アレルギーによる痒みや腫れなどの症状を抑制する働きがあって、風邪や鼻炎などの薬に使われています。血行を促進する効果もあります。
センブリエキスや塩酸ジフェンヒドラミンは、血行を促進する作用がありますが、ミノキシジルと比べて弱い成分なので、副作用の心配はほとんどないといえます。
ココがポイント
発毛剤などに含まれる「ミノキシジル」は、もともと高血圧の薬として開発された成分です。
毛根や収縮した血管の再生を促進して、髪の毛をつくる毛母細胞や毛乳頭細胞へ、たくさん栄養素や酸素を届けてくれる役割をもっています。
ですので、様々な種類の脱毛症に効果が期待されているようです。
しかし、ミノキシジルには、「頭皮のかゆみ、頭皮の炎症、湿疹、眠気、頭痛などの症状」といった副作用があらわれる可能性もあるので、使用するには十分注意する必要があります。
チャップアップは医薬部外品で副作用のリスクが低い
医薬部外品とは、「医薬品と化粧品の中間に位置し、人体に及ぼす影響が緩やかなもの」で、厚生労働省が許可した育毛に有効な成分が、一定の割合で配合されています。
ですので、医薬部外品は薬剤師のいないドラッグストアなどでも、購入することが出来るようになっています。
医薬部外品の目的は、「予防」です。
例えば、歯磨き粉。
歯磨き粉は、「歯が虫歯にならないように予防するのが目的」ですよね。
チャップアップも同じように、「抜け毛を予防して薄毛にならないようにするために使用する」ということを目的としています。
- 最近、抜け毛が多くなってきた。
- 将来、ハゲてしまうかもしれないので、予防したい。
といった場合、チャップアップを使って「抜け毛、薄毛対策」をするのに、とてもおすすめです。
ミノキシジル配合のリアップX5プラスなどは第1類医薬品
ミノキシジルを配合しているリアップX5プラスは、第1類医薬品です。
第1類医薬品は、一般用医薬品(医師の処方箋がなくても購入できる薬)で、注意が必要な成分が含まれているから薬剤師の説明(情報提供)が義務付けられています。
医薬部外品の目的が「予防」だったのに対し、医薬品の目的は「治療」です。
髪の毛がない頭皮に髪を生やしたい場合は、リアップX5プラスなどの発毛剤を使用する方が良いでしょう。
自分の頭皮の状態が「予防すべきなのか?治療すべきなのか?」ということが、育毛剤や発毛剤を選ぶ上での判断材料になります。
ただ、リアップX5プラスには「ミノキシジルが配合されている」ので、副作用のリスクがあります。
もし、副作用のリスクが気になるのであれば、ミノキシジルの配合量が低いもの(リアップ、リアップジェットなど)から使ってみるのがおすすめです。
リアップシリーズのミノキシジル配合量は、
ココがおすすめ
- リアップ、リアップジェットは、ミノキシジル1%
- リアップX5プラスは、ミノキシジル5%
というように、リアップX5プラスは、「リアップ、リアップジェット」の5倍のミノキシジルを配合しています。
自分自身でどちらか判断できない場合は、専門の医療機関で相談するのが良いでしょう。
しかし、医療機関というと、費用も結構高いイメージがありますし、ちょっと敷居が高いと思います。
チャップアップなら、購入前に自分の頭皮状態など「毛髪診断士に無料相談」することが可能です。
自分の頭皮の状態が、チャップアップを使った方がいいのかどうか判断できないときは、無料ですので気軽に相談してみると良いでしょう。
電話で相談するのはちょっと・・・と思う場合は、「問い合わせフォームからメールで相談してみる」のもおすすめです!
まとめ(チャップアップと血圧の関係性)
チャップアップは、高血圧で薬を服用していても、問題なく使用することが可能です。
もちろん、個人差があるので100%問題ないとは言い切れませんが、チャップアップは医薬部外品なので、副作用のリスクが低いと言えます。
リアップなどの発毛剤には、血圧に影響を与える可能性がある「ミノキシジル」を配合しているので、チャップアップに比べると副作用のリスクは上がります。
そういった不安を考慮すると、副作用のリスクが少ないチャップアップを使うのがおすすめです。