チャップアップといえば、薄毛や抜け毛を改善・予防するといったことを目的として使っている人が多いよね。
だけど、白髪を改善・予防するといった目的で、チャップアップを使っている人も中には結構いるみたい。
結論からいうと、「チャップアップを使うことで白髪を改善できる可能性がある」といえるだろう。
全ての白髪を改善できるわけではないが、白髪の原因によってはチャップアップを使って改善できる可能性は十分にある。
チャップアップと白髪の関係性など、詳しく解説していくので参考にしてみてね!
白髪になる原因ってどんなものなの?
白髪は、髪の毛を黒くするための「メラノサイトが生成するメラニンが減少」していることで、髪の毛が白くなっている。
メラノサイトの機能が低下するのは、
- 遺伝(親から子や孫に形質が伝わる現状のこと)によるもの。
- ストレスによるもの。
- 血行不良(栄養不足)によるもの。
- 老化(加齢)によるもの。
など、原因として考えられる。
ココがポイント
遺伝に関しては意見が様々で、白髪になる原因ではないという見解もある。
ひとことで白髪といっても、これだけ様々な原因あるので、白髪の原因によっては改善することができる。
チャップアップが白髪予防・改善に期待ができる理由とは
髪の毛を黒くするために必要なメラニンが減少している原因として、頭皮の血行不良による栄養不足の場合が考えられる。
髪の毛のメカニズムは、毛乳頭細胞から「髪の毛を生やす指令」が毛母細胞に出されて髪の毛が作られるようになっている。

髪の毛のメカニズム
毛母細胞は、毛乳頭細胞の周辺にある細胞組織なので、毛乳頭から酸素や栄養素を受け取って細胞分裂する働きがある。
毛乳頭細胞に酸素や栄養素を運んでいる毛細血管の血行が悪いと、髪の毛が生えずらくなるし、生えている黒い髪の毛が白髪になってしまう。
髪の毛に栄養が運ばれるのは、
毛細血管 → 毛乳頭細胞 → 毛母細胞
という順番なので、頭皮の血行が悪くなると、毛細血管によって毛乳頭細胞へ栄養が渡らない状態になる。
メラノサイトは、毛母細胞と同じところにあるので、栄養不足になると機能が低下する可能性もあるということ。
白髪の原因が血行不良であるなら、チャップアップを使うことで、頭皮の血行不良を改善して髪の毛を黒くすることが期待できるだろう。
チャップアップを使っても白髪を改善できない髪の毛の状態とは
チャップアップを使って頭皮環境を整えたとしても、髪の毛の状態によっては改善できない場合もある。
それは、白髪になっている髪の毛がどういう状態なのかで、改善できるかどうかの判断ができる。
白髪が完全に真っ白になっている場合は、改善することが難しいといわれている。
しかし、白髪にまだ黒くなっている部分があるのであれば、頭皮環境を改善することで黒髪に戻る可能性は十分に期待できるだろう。

白髪に黒い部分がある
白髪を抜いて目立たなくする人もいるが、それを繰り返していると髪の毛自体が生えなくなる危険性もあるのでやめた方がいい。
しかも、白髪を抜いたところから生えてくる髪の毛は、同じ白髪なので抜いても全く意味がないし、同じ毛穴から生えている黒い髪の毛も抜けやすくなってしまう危険性もある。
とにかく、髪の毛を抜くという行為で良いことはないということを覚えておこう!
チャップアップは白髪染めやカラーリングをしても使うことができる
白髪染めを使って黒くするならヘナカラーがおすすめ
ヘナカラーとは、ヘナの葉(ミソハギ科)を乾燥させたものを粉末にし、染料として髪を染めることをいう。
ヘナの葉には、ローソニアというオレンジ色っぽい色素成分が含まれていて、髪の毛などのタンパク質に付着するといった特徴がある。
天然由来成分を使っているため、通常のヘアカラーで染めるよりも、髪の毛や頭皮にダメージを抑えることができる。
市販されているヘアカラーを使うと頭皮がかぶれてしまうという人は、ヘナカラーを使ってみるのがおすすめ!
ココに注意
植物アレルギーという方は、副作用のリスクもあるので、パッチテストしてからヘナカラーで染めるようにしよう。
さらに、ヘナには紫外線を吸収する働きがあるため、太陽からの紫外線対策としても有効なので、白髪を染めるのにとても適している。
白髪染めした髪の毛にチャップアップを塗布する場合の注意点
チャップアップは「白髪染め」や「カラーリング」をしても使うことができる。
ただ気をつけなければいけないのは、洗髪した直後に髪の毛が濡れた状態だと、色落ちする可能性がある。
カラーリングした髪に育毛ローションを使っても大丈夫ですか?
問題ありません。しかし、髪が濡れた状態では色落ちすることもありますので、育毛ローションを使用する前は髪をよく乾かしてください。また、一時染めの場合は、落としてからお使いください。
チャップアップ公式サイトより引用
チャップアップを使うときは、必ず髪の毛が乾いた状態で塗布するようにしよう。