チャップアップを購入した後、もしくは購入する前にやっておきたいのがパッチテスト。
副作用のリスクがほぼないチャップアップだけど、人によっては稀に肌荒れしたりする場合がある。
肌が弱くて敏感肌だという人は、チャップアップを頭皮に塗布する前に、腕に塗ってパッチテストをするのがおすすめ。
自分で簡単にパッチテストすることができるので、ぜひ試してみてね!
チャップアップ使用前にパッチテストをした方がいい人
チャップアップは医薬部外品(医薬品と化粧品のちょうど間に位置するもので、人体に及ぼす影響が緩やかなもの)なので、副作用のリスクはほぼない。
しかし、すべての人に副作用が起きないという保証もないので、安心してチャップアップを利用するためにはパッチテストをした方がいいだろう。
過去に以下のような症状の経験がある方は、特にパッチテストをすることがおすすめ。
アルコールアレルギーの人
チャップアップには、アルコール(エタノール、無水エタノール)成分が含まれているので、アルコールに何らかの症状がでたことがある人は、注意する必要がある。
- アルコールで消毒した際、皮膚が赤くなったり、かぶれたりしたことがある。
- ほんの少しお酒を飲んだだけでも、皮膚や顔などが赤くなったりする。
- お酒が含まれるお菓子などを食べて、皮膚や顔などが赤くなったりする。
日常生活でも、アルコールは知らずに摂取してしまう可能性が多いので、上記のような症状の経験があるなら、パッチテストをした方がいいだろう。
肌質が弱い人
肌が弱いといっても個人差があり、肌質にもいろいろな種類がある。
肌質を分類すると、
- 健康肌(普通肌)
- オイリー肌(脂性肌)
- 乾燥肌
- 敏感肌
- 混合肌
というように細かく分類できる。
健康肌の場合は心配ないが、「健康肌以外の肌質の人」や「健康肌に自信がもてない人」は、念の為パッチテストをする方がいいだろう。
健康肌(普通肌)
皮脂量、水分量ともにバランスがよく、文字通り健康な肌ということ。
オイリー肌(脂性肌)
健康肌と比べて「皮脂の分泌量」や「水分量」が多く、ニキビなどができやすい状態のこと。
乾燥肌
オイリー肌の反対で、「皮脂の分泌量」や「水分量」が共に不足している状態で、カサカサして肌が乾燥しやすい状態のこと。
敏感肌
「アレルギーやアトピー性皮膚炎によるもの」と「日焼け止めや化粧水などを使った後、かゆみや炎症の症状(肌がピリピリするような症状)」というように、症状によって敏感肌でも種類がある。
どちらの場合も、皮膚を守る機能が低下しているので、弱い刺激でも肌のトラブルが起きてしまう場合が考えられる。
混合肌
混合肌は、皮膚の場所によって、「皮脂量が多くなってべたついたり」、「皮脂量が足りなくて乾燥したり」する状態のこと。
それぞれ部分的に、肌のケアをする必要がある。
チャップアップを自分で簡単にパッチテストする方法
まず、パッチテストをする時に用意するものは、
- チャップアップ育毛ローション
- 絆創膏
早速、パッチテストを開始。
私は敏感肌なので、チャップアップを使い始める前にパッチテストをしてから使い始めた。
チャップアップをパッチテストする時は、腕の内側の柔らかい部分にローションを塗る。
ローションを塗る量は、1プッシュするだけでも十分だろう。
チャップアップのスプレーノズルは勢いがあるので、一度手のひらに出してから、腕の内側に塗る方が液だれを防止できる。
チャップアップを塗った場所に、先ほど用意した絆創膏を貼る。
絆創膏を貼ってから24時間、そのまま放置して様子をみよう。
24時間経過したら、絆創膏を剥がしてチャップアップを塗った場所がなんともなっていなければ、問題なく使うことができる。
自分で簡単にセルフチェックすることができるので、初めてチャップアップを使う場合はパッチテストをしてから使うのがおすすめ。
チャップアップを購入前ならロフトのテスターでパッチテストが可能
チャップアップを購入する前に、肌に関するトラブルが心配なら、ロフト(LOFT)の店頭にあるテスターを使うのがおすすめ。
ネット通販限定だったチャップアップが唯一店頭で販売をしているのがロフト。
チャップアップの育毛ローションだけでなく、シャンプーやトリートメントの取り扱いもしている。

新商品として販売されたチャップアップ商品
私が行ったロフトの店舗には、チャップアップが新商品として取り上げられていて、お試しできるサンプルも置かれていた。

手の甲に塗布した状態
「どんな匂いがするのか?」、「使い心地はどうなのか?」、「肌に塗ってみてかゆくならないか?」など気になる人は、近くにあるロフトの店頭に足を運んでみるといいだろう。
チャップアップのパッチテストを目的としてロフトに行くのであれば、腕の内側に塗った後に貼るための絆創膏を忘れずに持って行こう。
チャップアップで起こる可能性がある副作用とは
チャップアップは、第三者機関において品質管理やテストなどの品質管理を徹底しているので、副作用の心配はほとんどないといえるだろう。
しかし、100%というわけではないので、これから説明するような症状を経験したことがある人は、パッチテストをする方が安心して使うことができる。
刺激性接触皮膚炎
接触性皮膚炎の原因として色々考えられるが、
- 酸・アルカリなどの化学物質
- 植物
- 農薬
などが原因で、皮膚に「赤み」がでたり、「かゆみ」がでるといった症状があらわれるという。
中には、蕁麻疹(じんましん)のような赤いブツブツができてしまう人もいる。
この刺激性皮膚炎は個人差があるので、低刺激の石鹸などを使用した場合でも、起こりうることが考えられる。
だから、チャップアップに含まれている成分によって、稀にこういった症状があらわれる可能性もあるので、パッチテストをすることが安心だろう。
また、すぐに症状がでる人もいれば、長時間経ってから症状がでる人もいるので、ある程度の時間(24時間程度)経過観察しよう。
光接触皮膚炎
光接触皮膚炎は、化学部質などによって皮膚が炎症を起こすことに違いはないが、紫外線を浴びなければ接触性皮膚炎の症状がでない。
チャップアップを頭皮に塗布した時はなんともないが、外出してしばらく紫外線に浴びたら頭皮がかゆくなったりするといった症状があらわれる可能性がある。
チャップアップ公式サイトにも、
・頭皮に傷やはれもの・湿しん・かぶれ・ただれ・色素異常などがある場合。
・使用中、赤み・はれ・かゆみ・しげきなどの異常があらわれた場合。
・使用後のお肌に直射日光があたって上記のような異常があらわれた場合。
というように注意されている。
チャップアップが入っている箱にも、
使用上の注意として、直射日光があたって上記のような症状があわられたら、チャップアップの使用を中止するように記載されている。
通常のパッチテストに加えて、光接触皮膚炎のテストも行った方が、より安心してチャップアップを使うことができるだろう。