チャップアップを保存・保管しておく場所ってどこが良いんだろう?
「毎日気温が30℃を越える夏」もしくは「気温が氷点下の可能性もある冬」のことを考えると、保管しておく場所は気になってしまうだろう。
だから、常に一定の温度を保つことができる冷蔵庫に保管しようと思う人もいるはず。
しかし、冷蔵庫で保存するのは、結露が発生しやすいのであまり良いとはいえない。
「極端に高温または低温になる場所」や「直射日光が当たる場所」を避けて保管しておくのが望ましい。
チャップアップの保存・保管方法について、詳しく解説していこう。
チャップアップを冷蔵庫に保存しない方が良い理由
チャップアップを保存するには、なるべく温度が変化しない場所が望ましい。
季節(夏場や冬場)によっては、気温が高かったり低かったりするので、「一定の温度を保っている冷蔵庫に保存しておこう」と考える人もいるだろう。
しかし、冷蔵庫に保存しているチャップアップを使用するために、外に出してしばらくするとチャップアップの容器に結露が発生する恐れがある。
結露は、空気が温度の低いものに触れることで発生する。
チャップアップの容器に結露が発生すると、カビや雑菌が繁殖する可能性も十分考えられるため、冷蔵庫での保存は避けなければいけないということ。
チャップアップの正しい保存方法と保管場所
チャップアップが入っている箱には、「極端に高温又は低温の場所、直射日光のあたる場所には保管しないでください。」というように記載されている。
チャップアップの正しい保存方法は、
- 温度の変化があまりない場所においておく。
- 直射日光が当たらない場所においておく。
- 湿気の少ない風通しの良い場所においておく。
というような条件を満たす場所に保管しておくことが大切である。
特に夏や冬といった季節には、気温の変化が激しいので、どこに保管しておくのがベストなのか判断するのが難しいだろう。
だからといって、チャップアップを保存しておくために、ずっとエアコンを付けっ放しにするようなことはしなくても問題ない。
とにかく、「直射日光の当たらない場所で、かつ風通しの良い場所」に保存しておけば、チャップアップの劣化を防ぐことができるだろう。
具体的におすすめなのは、和室。
和室は、畳なのでフローリングの部屋と比べても結露が起きにくい。
その理由は、畳に使われているい草(イグサ)には、湿度や温度を調整するといった特徴があるということ。
さらに、い草には空気中の有害物質なども吸収する力があるので、空気の浄化をしてくれるといったメリットもある。
い草は、部屋の湿度が高い時には湿気を吸収し、部屋が乾燥している時には水分を放出するように働いてくれる。
そのため、結露が発生しにくく、カビなどの繁殖も少ないので、和室はチャップップを保管しておくには最適と言えるだろう。
チャップアップを正しく保存し、使用期限にも気をつける
チャップアップを正しく保存しておいても、使用期限を過ぎてしまうと劣化する恐れがある。
医薬部外品のチャップアップには、使用期限や消費期限の記載がない。
薬機法(医薬品医療機器等法)での使用期限は、適切に保管された上で、製造後3年を超えても品質が安定していることが確認されていれば、使用期限や製造日の表示義務はないとされている。
医薬品医療機器等法は、医薬品・医療機器等の有効性・安全性を確保するため、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
厚生労働省ホームページより
そのため、未開封の場合は約3年、開封後は3ヶ月から半年以内に使うことが目安になる。
チャップアップの育毛ローションの容量は1本120ml入っている。
1日1回30プッシュ(4ml)が正しい使い方なので、1ヶ月で使い切るのが頭皮にも育毛ローションにもベスト。
開封したら、チャップアップの蓋(キャップ)をしっかりしめて保管し、毎日継続して1ヶ月で使い切るように心がけよう。
まとめ
チャップアップの正しい保存方法をまとめると、
- あまり温度差がない場所(冷蔵庫など室温と差がある場所は避ける)
- 直射日光が当たらない場所(窓際など日が当たるところには置かない)
- 湿気が少なく、乾燥している風通しの良い場所(浴室など湿気の多い部屋はできるだけ避ける)
ということに注意して、保管する場所を選ぶことが大切。
部屋の中で、最も適している保管場所は、畳(温度や湿度を調整する働きのあるい草の畳)のある和室が、1番おすすめだと言えるだろう。
畳のある和室がない場合は、い草で出来た座布団やスリッパなどを部屋に置いておくのも効果的なので、ぜひ参考にしてほしい。